反抗の凱歌

　新ＥＤに振り回されて胸が痛いです。いろんなこと考えさせられます。
考えすぎて、日記書く気になれませんでした。

　荒熊さんとカティ大佐が登場すると物語が展開するんですね。
ＣＢが動いても、それは世界の変革に直結しない。それが、触媒になって上部構造の変革を促す。変革後の世界を動かすのは、荒熊さんやカティ大佐、沙慈やシーリンたちであってＣＢではない。もちろん、イノベーターでもないでしょう。
　だから、新ＥＤで、ガンダムが朽ちているのは、その役割を終えたっていうことなんでしょうね。
　朽ちてはいるけれど、安らいでいるようで、ＭＳ的には幸福な終わりなのかな、と。整備されて出撃することはないのですから。

　問題は人間のほうです。一期でスメラギさんが自分たちを「変革に伴う痛み」って、言っていたのを思い出します。それは、彼らが変革の後には存在しないということでしょう。
　

マイスターズが切ないのは、この中途半端な立ち位置のせいでしょうか。
変革の主体にもなれず、過去と現在に引き裂かれている。
久しぶりのニールの登場に涙です。あの時の選択を変える気はないけれど、変われる可能性を捨てたことを後悔する気持ちが哀しい。
だから、他のマイスターズは、彼の分まで変わってほしい。
　特にアレルヤ！　しっかりしないとマリーが戦場に戻ることになってしまうよ。ハレルヤは今回も出ませんでしたが、彼らの場合、超兵としての落とし前をどうつけるのか、ハレルヤとピーリスの関係をどうするのか、課題が山積みです。
　残り９話。
　どうなるんでしょうか。